周辺環境
単式ホーム2面が綾之町交差点を挟んで互い違いに配置されている。浜寺駅前方面ホームは綾之町東1丁の新設軌道上に、恵美須町方面ホームは錦之町東1丁の併用軌道上(大道筋の中央)に位置する。後者のホームの駅名標は駅ナンバリング設定後に更新され南海電気鉄道にもない独自のデザインになっている(デザインは大阪市営地下鉄の駅名標にかなり近い)。
「綾ノ町停留場」から歩くこと1分ぐらいのところなんですが、昭和を感じさせる商店街があるんです。
中へ入ってみると、今に始まったことではありませんが、多くの店舗がシャッターが閉まっているんですよ。
いわゆるシャッター通り商店街、寂しげ感は否めませんよね。
そんな商店街ですが、カンカンと踏切の音が鳴るので見ていると、なっなんと商店街を阪堺電車が横切って走っているじゃありませんか\(◎o◎)/!
そんなに長くもない商店街なんですが、どこかノスタルジックで、昭和の時代へタイムスリップしたかのようです。
昨今の商店街では、シャッターを下ろすところが増えてきましたが、住宅街でもある地区なのでぜひ残っていってほしいですね。
堺は大坂夏の陣(1615年)で焼け野原となりましたが、本住宅の建築年代はその直後と考えられています。
全国的にも江戸時代前期の町家例として極めて貴重な民家で、昭和41年(1966年)に重要文化財に指定されています。
平成21年に伝統的な堺の町家暮らしを感じることのできる、魅力的な施設として整備が行われました。
市民に愛され、繰り返し訪れたくなるような施設つくりをめざし、伝統産業の紹介や季節のしつらいの展示も実施しており、観光ボランティアガイドによる案内もあります。