周辺環境
乗客が減少している阪堺電気軌道に対する支援策の一環として、
駅間距離の長かった東湊停留場 – 石津停留場間に新駅として開設された。
阪堺線の新駅開設は南海電気鉄道時代末期の1980年に開業した今船停留場以来35年ぶりで、
阪堺電気軌道としては初の新駅である。
平成27年1月31日(土曜)に石津北停留場上りホームで、開業記念セレモニーを開催しました。
当日は、阪堺電気軌道株式会社の外濱社長から田村副市長へ記念乗車券の贈呈式の後、
開業を記念してくす玉開きを行いました。
また、1日駅長を務めていただいたタレントの斎藤雪乃さんに、石津北停留場をPRしていただきました。
14時8分に地元住民の方が乗車した開業記念電車が、出発の合図に併せて発車しました。
今船駅と同じく千鳥式ホームであり、天王寺駅前・恵美須町方面も浜寺駅前方面も共に
大阪府道34号堺狭山線(泉北1号線)の踏切を過ぎた場所にホームが設けられている。
2016年1月31日に宿院停留場が移設されるまでは、唯一LED式の接近案内表示機が設置されていた。
天王寺駅前・恵美須町方面のホームには北出入口と南出入口の2箇所の出入口がある。
北出入口は階段のみ、南出入口はスロープだけである。
浜寺駅前方面のホームはスロープの出入口が一つだけである。
駐輪所が2ヶ所設置されている。それぞれ線路の東側、踏切をはさんで南北に設置されている。
石津北交差点 – 泉ヶ丘駅前は「泉北1号線」、泉ヶ丘駅前 – 亀の甲交差点は「泉北中央線」の通称名で呼ばれる事も多い。 深井中町 – 晴美台1丁の区間は信号のない区間が続くため、流れがスムーズであり堺市内と泉北ニュータウン・和泉ニュータウンを結ぶバイパス道路として認知されている。そのため交通量も多く、深井高架橋が完成する以前は平日朝の通勤時間帯に深井駅前を先頭に3キロ程度の渋滞が頻発していた。深井高架橋が完成した後は渋滞は減少したものの、深井交差点より堺市内寄りに位置する北条町交差点・南陵町交差点付近でしばしば渋滞が発生している。
5号湾岸線を除いた他の阪神高速の路線と違い、道路構造令では第2種第1級に区分され、車線幅員や路肩幅員が広くとられているため、設計速度・制限速度は80km/hである。
大阪府道29号大阪臨海線のバイパス的役割を果たす。泉佐野市以南から大阪市内への時間短縮に大きく貢献している。
大阪市内および神戸方面などからの、関西空港や和歌山・白浜方面へのアクセス道路となっている。
大阪府堺市堺区翁橋町から和歌山県和歌山市元寺町に至る都市計画道路である。
都市計画道路大阪堺線に指定されている阪神高速15号堺線の終点を起点とし、都市計画道路としては53.4 kmで、大阪府堺市から同府阪南市にかけては、大阪府道204号堺阪南線が旧道にあたる。また、同府阪南市自然田から和歌山県和歌山市元寺町にかけての延長20.6 km区間は1995年(平成7年)3月に地域高規格道路に指定されている。2017年4月1日に全線開通。
地域高規格道路区間では主に自動車専用道路(専用部)として整備されており、側道(一般部)は起点から1.8 km、大谷ランプから1.1 kmの2か所のみである。
2017年4月1日に、国道26号(阪南〜和歌山)が第二阪和国道に一本化されて、旧道は和歌山県道・大阪府道752号和歌山阪南線へ移管。