南海本線
大正5年(1916)5月に開業しました。構内には昭和29年(1954)に殉職した駅掌を弔うために建立された地蔵菩薩があります。毎年、非番者全員が地蔵盆に法要を行い、労働災害防止と乗客を含めた安全輸送を祈願している。駅から南西約300mにある「加支多神社」はかつて市杵島神社と呼ばれ、市杵島姫命を祭っていました。楠氏の臣・勝間某が敗戦の際、祭神を背負って当時の豪家・新川氏に奉祀を依頼したことが由来とされています。ここからさらに南東の貝田交差点付近には、平安末期から鎌倉時代にかけて熊野古道沿いに創建された九十九王子の1つ「貝田王子」(別称・鶴原王子)があったといわれています。
加支多八幡神社の由緒
泉佐野市鶴原に御鎮座まします加支多八幡神社は、八世紀に定めれら延喜式の神名帳に、和泉国六十二座の中の一座として記載されている式内社であります。
御祭神
御祭神は、
一.誉田別命<ほんだわけのみこと>(応神天皇・八幡大神)
二.市杵島姫命<いちきしまひめのみこと>
三.天児屋根命<あめのこやねのみこと>
をお祀りしています。
御神徳
誉田別命は、応神天皇の御神名で、一般に「八幡さま」という名で親しまれています。
その昔、神功皇后が新羅を御遠征中、その胎内にあって全軍の指揮、采配をおとりになりました。
そして二年間皇后の胎内におられて、お健やかに御生誕なさったのです。
その後の応神天皇であります。
従って「安産の神さま」「子授けの神さま」「知恵の神」として古来「文武の神」「号矢八幡」さま、と称えられ崇敬されています。
市杵島姫命は、天照大御神<あまてらすおおみかみ>、建速須佐男之命<すさのおのみこと>の二柱の神さまが、高天原で誓約<うけい>をなされた時にお生まれになった女神です。
又の御名は狭依比売命<さよりひめのみこと>と申されます。
高天原の最高神・天照大御神にお仕えした女神です。
「婦人の芸事」「婦人の作法」の神さま、「音楽の守護神」でもあります。
又「船の寄る所を敷きませる神」、又海上を支配され諸国の幸をもたらし交易を守護し、人々に福徳をもたらす「海上交易の神」「福徳の神」として「いつくしまひめ」とも「弁財天」とも称えられ広く崇拝されています。
天児屋根命は、高天原の神々の祭祀を司る天津神です。
神代の昔、天照大御神が天の岩戸におかくれになった時、その御出座をお願いして祭祀を行い、天津祝詞の太祝詞<ふとのりごと>を言寿ぎ申し、やたの鏡を差し出して、その御出座を賜りました。
又、天孫の天津日子穂能爾々芸命<あまつこひほのににぎのみこと>が降臨なさる時に供奉<ぐぶ>した五伴緒<いつとものお>の中でも先達をなさった神様で、古来「祈祷の神」「祓清の神」「諸願を最高神にお伝えする神」とされています。
だんじり祭が行われる地区では、本祭の前に必ず試験曳きが行われます。泉佐野市では試験曳きの行われる日の午後より、泉佐野駅前にて「ザ・まつり in IZUMISANO」というイベントが行われ、泉佐野七町地車連合に所属する7台の地車のパレードとよさこい踊りチームによるパフォーマンスが行われます。たこ焼きやスノーボールなどの屋台もたくさん出店されますので、毎年多くのギャラリーで賑やかなイベントになります。
幸せを呼ぶ青い鳥として有名な”ルリビタキ”
日本にも生息しているわけですが、なかなか出会うことが難しい野鳥。
しかし、一度見てみると体の色の綺麗さに感動することでしょう。
綺麗な青色から「瑠璃三鳥」の一つとして多くの愛好者から人気です。
スズメ目スズメ亜科ヒタキ科に属する鳥類です。
コルリ、オオルリと共に「瑠璃三鳥」と呼ばれ、野鳥愛好者には好かれていますね。
ルリビタキ、コルリ、オオルリいずれも美しい青色の輝きが特徴です。
しかし、ルリビタキだけは脇の下が山吹色になっていて、コルリやオオルリは白色というのがちょっとした違いになっています。
それでは、詳しくルリビタキの特徴をみていくことにしましょう。
ルリビタキの体の特徴で体の大きさはオスとメスでほぼ同じ。
くちばしの先から尾羽の先まではおよそ14cm。
スズメと比べると少しだけ小さいサイズとなっています。
オスとメスで体の違いは体の色になっています。
綺麗な青色の体になるのはオスだけで、メスは若鳥と同様の褐色。
オリーブ色に近い褐色ですね。
オスが鮮やかな青色の羽色になるのは2年から4年ほどかかります。
それまでの色はオスもメスも同じような色合いですので、お似合いのカップルのように見えますね。
オスが鮮やかな青色になるのは頭、羽、しっぽ。
オスもメスも、くちばしの下や足付近の羽色は白色で横腹に黄色になっています。
できることなら、綺麗な青色に成熟したオスのルリビタキを観察したいものですね。
ルリビタキの寿命はおおよそ4年。
そう考えると、オスは体が綺麗な瑠璃色に変わった頃に寿命を迎えてしまうんですね。
残念ですが人間と同様、美人薄命と思えてきますね。
鳥類の中には20年も30年も生きる種類もいれば数年で寿命を迎えてしまう種類もあります。
ちなみに、オスの体の青色がもっとも濃くなるのは4年目とも言われています。
ルリビタキと似た見た目の鳥に「 ジョウビタキ 」がいます。
メスとオスは色が変わっていない若鳥の頃の姿がよく似ていますね。
正直、しっかりと目を凝らさないと見間違えてしまいます。
ジョウビタキの方が少しだけ茶色が濃いのですが、薄暗い場所だと見分けが難しくなっています。
見分けるポイントは体に「白い点」があるかどうかです。
ルリビタキの体には白い部分はありますがスポットで白くなっている部分はありません。
ジョウビタキの白い点は結構目立つので、白い点をたどりに見分けましょう。