JR阪和線エリア
富木駅は大阪府大阪市高石市取石二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅になります。高石市東部で唯一の鉄道駅です。阪和電気鉄道が最後に宅地開発を行ったのが当駅東方にある「富木の里住宅地」である。当駅はこの住宅地の最寄り駅として設置されたもので、名称は当時で大字名である泉北郡取石村大字富木に由来しております。
富木駅からは大阪の中心の大阪駅まで50分ほどで行くことができ、関西空港までも同じく50分ほどで行くことができます。富木駅は各駅停車の駅になりますので、梅田行であれば鳳駅で乗り換えて頂き、関西空港であれば和泉府中駅で乗り換えになります。1時間程度で大阪市内へ行くことができますので賃料単価の安い地域ということもありベッドタウンとしてもご利用いただいております。
岸和田市で有名なだんじり祭りですが富木駅周辺にもございます。周辺地域でも同時期にだんじり祭りがあり、時期になると賑わっております。ですのでだんじり小屋で練習があったり、また通行規制がありますので交通の際は注意いただく必要がございます。もともとは富木地区では上だんじり時代に「デンデコデーゴーデン、サーゴーデン、そーらヨーイヨイ」という掛け声が、伝統的に行われていた。これは、同じく上だんじりをひいていた堺の山手地区にも共通する掛け声であった。やり回しを行わない曳行だったので、使用場面は平時の徒歩速度から勢いよく走る速度に移行するときの区切りの意味が主であった。
高石市は旧高石村。地域は、羽衣・東羽衣・高師浜・千代田・加茂(一部)綾園(一部)になります。『日本書紀』に「高石池」「高脚海」といった記述が見られ、古代から大鳥郡日下部郷のうちに高石村が存在していたことがうかがえる。ただし、古代の高石村の所在地については、現在の紀州街道沿いの市街地ではなく、市東部の取石や堺市西区草部付近とも言われる。[要出典]高師浜と呼ばれる沿岸部の景勝地を詠んだ歌が、『万葉集』『古今和歌集』『金葉和歌集』などにみられる。
駅の東方、旧大字の富木地区のことを「とのぎ」と呼称するが、この駅名は「とのき」である。地元の古くから住んでいる人たちの間では「とのき」駅と呼ぶ人はほとんどおらず、「とのぎ」駅と呼んでいる。高石市東半部や堺市西区の一部からの、通勤通学の最寄り駅となっている。駅前には、バス停留所やタクシー乗り場がない。直近のバス停留所は、東へ徒歩10分の堺市西区にある府道和泉泉南線の南海バス「富木」である。東側の駅前には再開発計画があるが、未実施。