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サブリース契約で知っておきたい事実!家賃見直しによるオーナーのデメリット

サブリース

サブリースとは、空き室のリスクで悩んでいるオーナーのためにハウスメーカーが提供している家賃保証システムです。マンションを一括で借り上げて家賃総額から10〜15%程を差し引いた金額をオーナーに支払うこのシステムは、近年とても注目されています。今回の記事では、サブリースについて詳しく紹介していきます。

ありがちな間違い…家賃はずっと一定ではない

近年様々なメディアでは「30年一括借り上げシステム」などの宣伝文句が掲載され、サブリースが大きな注目を集めています。この賃貸保証システムは、空き室のリスクで悩むマンションオーナーにとって目から鱗かもしれません。オーナーは、30年間リスクの無い一定の利益を期待してしまうでしょう。しかし実際には、大きな落とし穴も潜んでいます。それは、家賃の価格設定が一定ではないということです。それゆえに30年間家賃を保証されてても家賃が一定ではなく、安定した収入を望めなくなる可能性も大いにあります。

物件には家賃見直しがつきもの

サブリース契約をした場合、物件に対する家賃見直しが必ず付いて回ります。何故ならば、空き室が埋まらない場合にはハウスメーカーもリスクを負ってしまうからです。実際サブリース契約事項には、2年ごとに家賃の見直しをする旨が記載されています。この契約事項により、例え家賃を10万円から5万円に値下げしたとしても契約違反としてみなされなくなります。それゆえに30年間の家賃保証であったとしても、安定した収入を得られるのは最初の2年間だけです。

サブリースの収入は時間が経つほどに減っていく

サブリースでの収入は、時間が経つにつれて減少していくのが現状です。初めの2年間は安定した収入を見込めますが、2年毎の家賃見直しではほとんどのハウスメーカーが家賃を値下げしてしまいます。さらに時間の経過と共にマンションは老朽化しますので、リフォームやリノベーションが必要となってきます。実はサブリース契約の中には、マンションの修繕にかかる費用の全額保証が約束されていません。これはオーナーが見落としやすい点でもあり、莫大な修繕費の直接請求がきたことが原因でトラブルに発展しまうケースもあるので注意が必要です。

サブリースでは現実的な契約を

サブリースでのリスクを避けるためには、現実を見据えて契約することが重要です。実際サブリース契約をして、トラブルに発展したケースが多く見られます。そのほとんどが甘い宣伝文句に誘惑された結果、当初の見込みとは全然違うものであったというケースです。また、サブリース会社が倒産してしまうというケースも相次いでいます。それゆえに甘い言葉にすぐに誘惑されるのではなく、契約しようとしているサブリース会社をしっかりとリサーチすることが大切です。

サブリース依頼は極力控える

これまで紹介してきたように、サブリースにはデメリットがいくつもあります。トラブルやリスクを回避するためにも、サブリースに依頼するのは極力控えるようにすることが賢明でしょう。どうしても空き室対策で困っている場合には、サブリース会社を徹底的にリサーチし信用のおける業者のみに依頼するよう心がけて下さい。