空室対策
長く入居が決まらない空き室対策に「ホームステージング」を施すのはいかがでしょうか?
お部屋に実際に家具を置くとその場での生活がイメージしやすく入居につながるケースが増えています。
客層ごとにどんな演出がいいか見てみましょう。
このようなお部屋の場合20~30歳代の若年層の男女になりますが
「食べる」「寝る」「くつろぐ」などの生活が一つの部屋で行われるので工夫が必要です。
提案としては
窓際、キッチン、トイレ、バスルームの各場所にフェイクグリーンを置く。
ベッドを壁際に置き枕ではなくクッションを腰の位置に置きソファー使いをできるようにして座ってくつろげる空間づくりをする。
トイレはグリーンだけでなくタオルなど最低限の小物を置くだけでも安らぐ空間を作ることができます。
ファミリータイプの部屋の場合ではリビングはもちろんそれにプラスして隣接する部屋の提案をするといいでしょう。
リビングの横の部屋は保護者の方が目の届きやすいように子供部屋になるところが多いのでステージングの場合はリビングと隣の部屋はオープンにしておきます。
まず、リビング側に置くソファーの向きは子供部屋に向けます。
これは親がソファーでくつろぎながら子供の様子をみるイメージを提案しています。
また、使用する家具の色は(実際はカラフルなものが多くなりがちですが)グレーやホワイトなど落ち着いた色のものを使いましょう。
リビングと隣接するのでそこに続く空間ですので色味は合わせたほうがいいです。
ファミリータイプのお部屋は家族やお友達が集まってリビングでのだんらんをイメージできるほうが入居に結び付きやすいでしょう。
また、子供部屋の作り方ですが子供用のベッド、デスク、椅子はもちろんですがキッズスペースとしておすすめなのは
ラグマットにティピー(キッズ用テント)
「ママから見たかわいいお部屋」
を意識して演出すると決まりやすいと思います。
今紹介したホームステージングですが家具のお店も全国展開しているお店や北欧系の家具店など比較的お手軽な値段でおしゃれな家具が手に入りやすくなっています。
フェイクグリーンなら100円ショップでも種類がたくさんあるのでいろいろ配置してできますね。
お客様に印象付ける作戦としてひとついかがでしょうか。