南海本線
私の家の近所でも高架化工事が進んでいます。
交通が便利になりいわゆる「開かずの踏切」が解消されるだけではありません。
高架の下の利用方法でよくあるのは駐車場や駐輪場が多く見受けられますが近頃は場所によっては商業施設や公園、大学のキャンパス、住居もあるようです。
難波駅と新今宮駅間にある商業施設「EKIKAN]です。
1938年に作られた高架構造物内にある倉庫、事業所を商業施設にリニューアルした施設です。
売る人、買う人だけでないお店づくりを意識し、空白地帯であった難波駅南側に展開されました。
話題のカフェはもちろん、マリンショップやイベントのあるサイクルショップ、DIY工房など独創的なお店を展開して感性を共有することにより人々のつながりを作ることをコンセプトにしています。
泉大津駅北側高架下にある公園です。
名前は「MONTO PARK」。「門と公園」という意味だそうで子育て中の親子や幼児さんや小学生が遊べる場として作られました。
また、マルシェやイベントが行われる場としてオープンしました。
もともとこの駅周辺は駅前で毛布祭りやイベントが多く行われていた場所なのでますます活気が出そうですね。
鉄道高架のアーチと松ノ浜駅から泉大津駅間に広がる高架下空間の「入り口」という意味のこの「MONTO PARK」。
ステイホームといわれるこの時期、心おきなく子供たちが遊べる日が待ち遠しいものです。
開場時間 10時00分から18時00分まで
休場日 木曜日
こちらも同じく南海電鉄の高架下になりますが駅直結という立地を生かして「Nクラス」という商業施設があります。
高架下にあるのは泉大津駅と住ノ江駅です。
地域の方々に身近さを感じつつちょっと素敵な「人」・「モノ」・「地域」を つなげる場所が『N.KLASS(エヌクラス)』の目指しているとこだそうです。
新しい駅ナカは単にモノを売るだけではなく、地域の新しいコミュニティスペースであるべきと考えています。
先ほどの「EKIMO」と同じくただ単にモノを売るだけではなくその場に愛着を感じ人同士の交流を作ることができるような少し温かみのある場を作ろうとしているように感じます。
鉄道の高架化による再開発について見てみましたが今までと違って駐車場などただモノ置き場にするだけではなく人との交流を意識した施設が増えているように思います。
商業施設においてもただの駅ビルではなく入居しているテナントも例えば子育てスペースなど体験型の施設が入っているように思います。
高架下を利用して町ゆく人の流れが変化したら面白いなあと思いました。