その他
投資マンションを購入するときに新築のものは状態もよく管理もしやすいので不動産投資をされる方は多くいらっしゃるとと思われます。
中古マンションとなると入居率や耐用年数、税金などといった疑問点があると思われます。
今回は中古マンション購入のメリットデメリットについてお伝えします。
◆建物が古い分不具合が多い
中古投資マンションということで新築のものと比べて不具合や修理が発生しやすいです。
その分経費も掛かりますので手間がかかりがちです。
◆耐用年数が短くひと月のローン返済額が大きくなる
建物には「耐用年数」というものがあります。
税法で定められた建物の寿命に当たります。
現実の建物がその年数で使えなくなるわけではありませんが
鉄筋コンクリート造で47年
鉄骨造で34年
木造で22年と構造によって決められています。
一般的に投資物件を購入するためのローンは耐用年数までしか組むことができません。例えば築25年のマンションを購入する場合、鉄筋コンクリート造なら22年、鉄骨造なら最長でもたった9年しかローンを組むことができません。
ローンは返済期間が短いほど総返済額は小さくなりますが、月々の支払い額が大きくなります。月々のローン返済額が大きいと「家賃で返済する」という計画を立てるのが困難になります。
◆課税所得が大きくなりがち
中古投資マンションは初期投資が少ない分利回りが大きく利益が大きくなりがちです。
その為課税所得が大きくなりやすいといったリスクがあります。
◆家賃が同じなら利回りがいい
中古物件は新築物件に比べて安い価格で購入しているのでもし両者を比べた際、一部屋の家賃が同じだとすれば利益は中古物件の方が高くなります。
もしよい条件で駅から近いなど利便性の高い中古物件が手に入るなら同程度の新築より大きく利益を上げることも不可能ではありません。
◆家賃の下落幅が小さい
立地やメンテナンスの状況にもよりますが、新築物件に比べて家賃が安く、下落幅は小さめです。
◆管理状態が把握できる
前回の新築投資マンションについて申し上げましたが新築マンションではメンテナンス体制がまだわからないですが中古物件については現に管理状態が目に見えてわかるので改善するべき点など具体的に認識できるという利点があります。
前回に引き続き新築マンションと中古マンションの投資についてお伝えしましたがいずれにしても入居率を良くしたいのは共通して言えることです。
特に中古マンション購入の際は立地条件など見極める「目利き力」を使ってなるべく有利な物件を見つけたいものです。