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先週半ばにダイヤモンド不動産研究所のサイトに大阪泉州の住むべき駅ランキングが掲載されました。
阪神地域は多く掲載されますが泉州地域の記事は珍しいので今回取り上げてみたいと思います。
今回は大阪泉州(堺市、和泉市、高石市、泉佐野市、泉大津市)における中古マンション価格の騰落率(マンションの値上がり、値下がり率)ランキングが掲載されています。
※「騰落率」は、2014年、2015年、2016年築のマンションについて、新築時分譲価格に対して、直近の中古マンション売り出し価格の騰落率を計算したものです(小数点第2位以下は四捨五入)。駅から徒歩15分以内の物件が対象で、ネット上の公開情報を元にマンション情報サイト「マンションレビュー」が調査しました。なお、調査対象は中古マンションの取引が一定数以上あった駅に絞っています。データは2020年3月時点です。
参考記事;大阪泉州で住むべき駅ランキング全14駅!
騰落率、総合利回りともに日根野駅が1位!堺駅や大小路駅も人気!【完全版】
大阪泉州エリア(堺市、和泉市、高石市、泉佐野市、泉大津市)に住むなら、マンションを買うべき駅はどこでしょう?
こんな疑問に答えるために、中古マンションの騰落率のランキング(全14駅)が発表されました。
大阪泉州(堺市、和泉市、高石市、泉佐野市、泉大津市)における中古マンション価格の騰落率(マンションの値上がり、値下がり率)ランキングを見てみましょう。
大阪泉州エリアで調査対象となったのは14駅。そのうち、5年前と比べて中古マンション価格が上昇しているのは8駅になります。
1位 日根野 JR関西空港線/JR阪和線 12.9%
2位 和泉府中 JR阪和線 11.8%
3位 堺 南海本線 9.3%
4位 大小路 阪堺電軌阪堺線 9.3%
5位 泉大津 南海本線 5.9%
6位 東羽衣/羽衣 JR阪和線/南海本線/南海高師浜線 5.0%
7位 浜寺公園/浜寺駅前 南海本線/阪堺電軌阪堺線 5.0%
8位 七道 南海本線 0.1%
なかでも、泉佐野市にある日根野(ひねの)駅と和泉府中駅は、10%以上の上昇ということです。
日根野駅と和泉府中駅は、どちらも駅近くに大型複合商業施設があり、周辺の再開発によって生活利便性が上がってきたエリアです。
上昇率1位となったのは日根野駅。中古マンション価格の上昇率は12.9%となっています。
日根野駅には「JR関西空港線」と「JR阪和線」が通っており、関西国際空港までは約10分で到着します。
また、両線ともに日根野駅から始発が出ることがあり、遠くへ行くにしても座ることが出来るため便利。また、JR阪和線特急「くろしお」の停車駅でもあります。
駅から徒歩5分ほどの場所には、複合商業施設「イオンモール日根野」があり、家電や食品といった日常生活に必要な物は、おおむねここで購入することができます。
関西国際空港まで2駅という立地にあるため、駅周辺にはビジネスホテルがいくつかあります。
また、住宅地として徐々に開発されているものの、周辺には自然が多く残っています。
街全体の敷地が広いため、自転車か自動車がないと移動は不便。
落ち着いた街並みで自然豊か、学校も点在しているため、居住者はファミリー層が多い傾向にあります。
3位、には堺駅、4位には大小路駅(おおしょうじ)がランクインされています。
堺駅、大小路駅で、両駅はどちらも堺市堺区に所在しています。堺区は、大阪府内第2位の人口・面積を持つ堺市のなかでも、重要な都市機能が集積した地域になります。
堺駅は南海電鉄南海本線の駅で、1888年の開業以降、堺市の代表格となっている駅です。
1日の平均乗降人員は38,564人(参照:大阪府統計年鑑 令和元年)。
準急や急行、特急列車の「ラピートβ」「特急サザン」が停車する南海電鉄の中でも主要な駅です。
アクセスも良好で、難波駅までは約15分、関西空港まで乗り換えなしの約40分で到着する。
駅ビルと直結した大型複合商業施設「プラットプラット」をはじめ、飲食店も多数あり、休日でも駅周辺で十分に楽しめます。
また、「ホテル・アゴーラ リージェンシー大阪堺」のなどのホテルも点在しています。
しかし、駅から離れると閑静な住宅地が広がっている。「大浜公園」という大きな公園もあり、自然も身近に感じられる、子育てに適した環境というところも人気の秘訣と思われます。
今回の調査対象駅は
日根野、堺、大小路、和泉府中、泉大津、七道、浜寺公園、東羽衣、神明町、鳳、和泉中央、栂・美木多、光明池、高石です。