南海本線
蛸地蔵駅は南海本線の各駅停車の駅ですが岸和田城や五風荘など歴史的な景観が楽しめる駅です。
ステンドグラスの駅舎も人気があり、南海電鉄の高架化の影響がない分風情ある景色が残っています。
伝承では、建武新政期に楠木正成の一族、和田高家が築いたといわれています。 天正13(1585)年、羽柴秀吉は紀州根来寺討滅後、叔父小出秀政を城主とし、秀政によって城郭整備され、天守閣もこの時に築かれました。小出秀政・吉政・吉英、松平(松井)康重・康映をへて寛永17(1640)年、岡部宣勝が入城(6万石、のち5万3千石)。以後、明治維新まで岡部氏13代が岸和田藩を統治しました。
旧岸和田城内の新御茶屋跡などに昭和4年から10カ年の歳月を要し、造営され五風荘た広壮な回遊式日本庭園です。
正門は奈良東大寺塔頭中性院表門を移築したもので、岸和田にゆかりの深い楠木氏の「楠」の字をもじって「南木門」と称されています。
3千坪の敷地には日本建築の粋をこらした主屋と庭園を見渡せる三つの茶室があります。
平成31年4月1日から指定管理者の株式会社岸和田グランドホールが和食料理を提供する「五風荘」をグランドオープンしました。
以前は岸和田市の文化財の印象が強く一般の方が利用できることがなかったので機会あれば一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
岸和田だんじり会館では、最古の岸和田式だんじりや、木彫り、法被などの展示のほか
大型ビジョンによる祭礼風景、体験コーナーなど岸和田だんじり祭りの全てがわかる博物館です。
岸和田だんじり会館
住所 〒596-0074 岸和田市本町11-23
TEL 072-436-0914 FAX 072-436-0915
開館時間 10:00~17:00(入館は16:00まで)
休館日 月曜日(祝祭日の場合は開館)、12月29日~1月3日
【入場料】
大人600円/小人(小・中学生)300円
団体料金(25名以上) 大人 400円/小人 200円