その他
4月も後半になりました。学生さんや新社会人、転勤のサラリーマンの方などのお引越しの方々も落ち着いてきたころと思います。
スーモがまとめた「引越し・住まいの実態調査2021」その内容が明るみに出ました。
引越しする方がお部屋探しで重視するポイントがよくまとまっていますのでお部屋を募集する賃貸住宅のオーナー様の参考になれば幸いです。
アンケートの対象した属性は
「一人暮らし社会人男性」「一人暮らし社会人女性」「夫婦」になります。
全ての方に共通する条件はもちろん「家賃」。
社会人女性に注目してみますと家賃に次いで注目しているのが「間取り」。
その次が「セキュリティ」に注視している方が半数以上ということで他の属性と比べて高いことが特徴です。その他は「路線・駅などのエリア」「駅から徒歩何分か」「周辺環境」などいかに安全に帰宅できるかにこだわっていることが分かります。
また、世帯構成が夫婦の場合「部屋の数」に注目しているとのことで近頃普及しているリモートワークを行うにあたりお互いにある程度の距離感が合った方が快適、という傾向が見て取れます。
全体的に「家賃」「築年数」をあきらめた方が多いとの結果が出ました。
また、あきらめた人が少ない項目としては「通勤時間」が挙げられました。
仕事でオフィスにいる時間は短いし帰ってからほとんどの時間は寝るだけだし…といった理由でしょうか。
また、社会人女性であきらめた項目で比較的多いのが「駅からの徒歩時間」が挙げられますが「エリア路線・駅」などの周辺環境はあきらめた人が比較的少ないという傾向が出ています。
駅から多少歩いてもいいから希望のエリアに住みたい、ということの現れと思われます。
また、周辺環境として好まれている点としては
大きな駅が近くにあること(各方面のアクセスがいい為)
スーパーなど買い物が便利であること
街並みが新しく治安がいいこと
が挙げられます。
全体的には「家賃」「間取り」「通勤時間」「駅からの距離」を部屋探しの注目ポイントとして挙げている方が多かったです。
また、妥協点としては「家賃」「広さ」「築年数」を挙げた方が多かったという事。
また社会人女性は「エリア・路線・駅」を妥協しない傾向がある。
リモートワークの普及により個室がある程度あってもいい事が伺えます。
賃貸住宅のオーナー様側でできる工夫としては
ネット環境を整えてリモートワークを快適にしてみる
物件の敷地やゴミ置き場をキレイにして環境面を整える
築年数がたっていても各部屋のリフォームをまめにする
が考えられます。